HOME > 睡眠の基礎知識

何度経験しても完全には理解やコントロール
ができない睡眠を少しでも理解しましょう。

■考えてみれば、睡眠は不思議なものです

人間は睡眠をとらずに生きていくことはできません。生まれてから何千回も何万回も眠ったことがあるのに、睡眠を完全に理解してコントロールしていらっしゃるという方はいらっしゃらないはずです。それほど睡眠は複雑なものであるとも捉えることができます。睡眠は実にいろいろな要素が絡み合っているため、不眠の原因も複雑なものとなってしまいますが、自分の睡眠をしっかりと客観的に見つめれば、原因がある程度分かってくると思います。そのためには睡眠が持つ意味を理解する必要があります。

■レム睡眠とノンレム睡眠

このキーワードは、セットでよく聞く言葉です。レム睡眠とノンレム睡眠について、ここでおさらいをしておきましょう。まず就寝してすぐに表れるのがノンレム睡眠です。そのあとレム睡眠へと移行していき、寝ている間にまるでシーソーのように交互にあらわれます。ノンレム睡眠からレム睡眠までを1セットとすると、時間にして約90分(1時間半)になります。睡眠時間を6時間〜9時間だとすると、このセットを1回の眠りで4回から6回繰り返すことになります。


○レム睡眠とは
レム睡眠でよくいわれるのが「レム睡眠は体の眠りである」ということです。レム睡眠時は体は眠っていても、脳は覚醒に近い状態で目が動きます。あなたも隣に寝ている人の目が動いているのを見たことがあるのではないでしょうか?レム睡眠のレムは英語で書くと【Rapid Eye Movement】です。略してREMでレム睡眠といわれます。お気づきのとおり、レム睡眠という名称のもととなっているのは目の状態です。


レム睡眠時の体の状態は心拍数は平常な状態で、呼吸は浅くなり筋肉は緩み力が抜けています。夢を見るのはこのレム睡眠の時です。


○ノンレム睡眠とは
ノンレム睡眠は「脳の眠りである」といわれ、脳が覚醒に近い状態であるレム睡眠に反し深い眠り、いわゆる熟睡した状態ですから心拍数は少なくなります。呼吸は深く汗をかくのはこのノンレム睡眠の時です。「寝る子は育つ」とよくいわれますが、実際に成長ホルモンが多く分泌されるのはノンレム睡眠の時です。「寝る子は育つ」という言葉はまんざらウソではないわけです。

■浅い眠りと深い眠り

眠りが浅いとか深いとかいいますが、現在は機械を使用して睡眠の状態を検査することができるようになっています。この検査は睡眠ポリグラフ検査や睡眠ポリグラフィー検査といわれ、睡眠障害の検査などに使用されます。眠りの深さは5つの段階に分かれており、眠りに入ると、浅い眠りの段階1から始まり段々と深い眠りに段階が進みます。その後再び浅い眠りが訪れるということになります。この検査でレム睡眠やノンレム睡眠も数値として捉えることが可能です。


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